FX マーチンゲール法は高確率で破綻へ向かう

FXでよく聞く「マーチンゲール」俗に言う「マーチン」ですが、時には上手くいくこともありますがやり続けるとどこかのタイミングで高確率で破綻しますのでおススメしません。

ここでは何故「マーチン」をお勧めしないのかについてマーチンゲールについての特徴とリスクについて解説していきたいと思います

マーチンゲール法とは？

FXでよく聞く マーチンゲール法ですが、これは元々カジノなどによくあるルーレットのギャンブルで利益を出す手法として使われていました。

ルーレットの場合だと1～38までの数字のどこにボールが入るのか？

これを予想してBETしていきます。

ちなみにルーレットの場合、当たる確率は38分の1であるため、勝率は3％程度しかありません。

例えば初めに100円BETして負けたら二回目に先ほどの倍の金額の200円をBETします。

更に負けると今度は先ほど負けた金額の更に倍額の400円をBETします。

要は、負け続けた場合に次のBET額を前回負けた額の倍の額をBETし続けて、勝てるまでやり続けるのがマーチンゲール法です。

このマーチンゲール法がFXのトレード手法に使われるようになってFX界隈でも広まっていきました。

マーチンゲール法のリスクとは？

ボクは個人的にFXにおいてこのマーチンゲール法は使わないことを推奨します。

先ほども説明しましたが、どれだけ負け続けても勝てるまでずっと倍掛けでBETしていかなければならないという事はFXに置き換えると、倍掛けでロットを上げていくという事です。

これがFXにおいてどれだけリスクが高い事か…

以下ルーレットで実際に12回連続で負けた場合にいくら必要になるのかを簡単に表にまとめてみたのでちょっと確認して下さい。

12回連続で負けた時の合計の損失額は-40万以上です。

【ここで問題】

仮に13回目に更にマーチンゲール法を使ってやっと勝てた場合、手元に来る利益はいくらでしょうか？

わずか100円です。

えっ！？ 100円！！？

そうです！

マーチンゲール法のリスクに気付きましたか？

初めにBETした100円を取り返すのに一体いくら使うの？って話なんです。

FXでマーチンゲール法をやるとどうなるのか…

マーチンゲール法を実際にFXでやるとどうなるのか？

含み損が増えるたびにマーチンを打っていくという事は相場が戻るまで、倍掛けでロットを上げてエントリーし続けないといけません。

相場が戻るまで…

ハッキリ言いますが、いつ相場が戻ってくるなんて誰にも分かりません。

相場には絶対はあり得ないので不測の事態が起きて急激に相場が動いたときには、取り返しが付かない状態になります。

仮にマーチンゲール法を使って上手いこと利益が出たとしてもそれはたまたまなだけで、下手に味を占めてやり続けると必ずどこかのタイミングで急激な動きに飲み込まれて必ずと言っていいほど資金を溶かすハメになると思います。

マーチンが組み込まれた自動売買には手を出すな！

これは実際にボク自身の経験から言わせてもらいますが、FXの自動売買でマーチンで利益を出すタイプのものは絶対にやらない方が良いです。

色んなタイプのマーチンが組み込まれたロジックのEAを使って、それを元に実際に自分らで開発して試してみましたが、最近のFXの相場では3か月～半年ほどの間隔で想定外の動きが起きていて、その時の急激な相場の動きに飲まれて負けていく…

といった感じで、マーチンが組み込まれた自動売買でしっかりと継続的に利益を出し続けているEAをボクは知りません。

もしご存じの方がいらっしゃいましたら実際に使用履歴とエビデンスを元に教えてください。

開発者が出しているバックテストの結果とかではなくて実際に使用されている方、ご自身のエビデンスを見せてほしいです。

正直ボクはマーチンが組み込まれたEAは結果的にどこかのタイミングで資金が持たなくなって溶けていくものしかないと思っています。

なので念を押して強く言っておきたいのは「マーチンがロジックに組み込まれたFXの自動売買は使わない方がよい！」これに尽きます。

資金がいくらあってもマーチンゲール法だけは怖くてボクは出来ません。

これは実際に自分が試してたどり着いた答えですね。

まとめ

FXにおいてマーチンゲール法がどれだけリスクが高いものか少しでも伝わったでしょうか…？

実際にFXでトレード手法は色々ありますが、マーチンゲール法にこだわらなくても良いかと思います。

トレード手法は他にもいろいろありますのでもっとリスクが抑えられる手法を学んだ方がFXで生き残っていける確率はグンと上がるかと思います。

少しでもこの記事が誰かの役に立ちますように…

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